最近、家庭用に開発されたビールサーバーが流行っていますね。
自宅でも飲食店のようなきめ細かい泡をのせた生ビールが飲めたり、一度触ってみたかったビールサーバーのレバー操作がお家でできることから人気が高まっています。
かくいう私も、飲食店で働いていた頃に業務用のビールサーバーに惹かれて家庭用サーバーを購入したユーザーの1人です。
家庭用ビールサーバーには、業務用に近づけた本格的なものから、手軽さを重視したコンパクトなものまで様々なタイプに分かれています。
そこで今回は、
家庭用ビールサーバーの種類や特徴・失敗しない選び方からおすすめの商品について
「業務用サーバーを触ったこともあり、かつ家庭用サーバーの愛用者でもある私が紹介します!」
※すぐにおすすめの家庭用ビールサーバーを知りたい方は「レンタル型ビールサーバーのおすすめ」・「買い切り型ビールサーバーのおすすめ」を見てくださいね!
目次
家庭用ビールサーバーの特徴と種類(買い切りとレンタル)
ビールサーバーから作り出される泡は、ビールの風味や炭酸ガスが逃げないように守ってくれるフタになります。
また、クリーミーでなめらかな泡の口当たりがビールをより一層美味しくしてくれます。
そんな、美味しさの秘訣であるクリーミーな泡を自宅でも作り出せないかと開発されたのが、家庭用ビールサーバーです。
この家庭用ビールサーバーには大きく分けて「買い切り型のビールサーバー」と「レンタル型のビールサーバー」の2種類があります。
買い切り型ビールサーバーの特徴
買い切り型のビールサーバーはその名の通り、購入すれば自分のものになるビールサーバーで、商品自体も近くの雑貨店や通販サイトなどで販売されています。
買い切り型ビールサーバーの特徴は、冷蔵庫で冷やしておいた缶ビールや瓶ビールを、サーバーに直接装着して使用する点で、自宅で普段飲んでいるビールを飲食店仕様にグレードアップすることを目的に作られています。
このビールサーバーの面白いところは、世に販売されているほとんどの缶ビールや瓶ビールのサイズに対応しており、国内のビールだけでなく海外の輸入ビールやクラフトビールにも使えるので、たくさんのビールを手軽にお店仕様で楽しめます。
人によっては、「どうせ輸入ビールやクラフトビールを飲むならお店のサーバーで飲みたい...」と思っていて今まで買わなかった人も、このサーバーを手に入れるとそんな悩みも解消されて「成城石井」や酒屋さんに行きたくなりますよ!
また、買い切り型のビールサーバーは業務用に近づけた本格的なものから、「コストを抑えて手軽に楽しみたい!」といった幅広いニーズに対応した、3つのタイプに分かれているのも特徴です。
それぞれ詳しく紹介します。
卓上タイプ
お店に近い本格的なビールを楽しみたい方はコレ一択です。
卓上タイプは、クリーミーな泡の質感はもちろん。
サーバーの見た目も業務用のフォルムに近づけており、なんといっても憧れのレバー操作が自宅でできる全ビール党の夢を叶えてくれる代物です。
卓上タイプの主な使い方は、サーバーの中に缶ビールや瓶ビールをそのままスッポリ収めて、レバーを操作することでチューブを通して注がれます。
レバーを手前に引けば金色の液体・奥に倒せばクリーミーな泡。
と業務用のビールサーバーと同じ操作ができるのも嬉しいところ。
本来の業務用サーバーは、ビールの温度を適正に保つ為の冷却機などが組み込まれていてとても巨大ですが、
家庭用サーバーでは、中に缶や瓶と一緒に保冷剤を入れて直接冷やして保冷するので、業務用に比べてコンパクトになっています。
また、多くのサーバーは乾電池で駆動するタイプが多いので、電源要らずで場所を選ばず使用でき、持ち運びも楽な設計になっています。
ハンディタイプ
ハンディタイプは卓上タイプよりもコストを抑えて楽しみたい人におすすめです。
レバー操作はできませんが、コンパクトで収納にも困らずアウトドアなどでも活躍します。
ハンディタイプの主な使い方は、缶や瓶に装着しピッチャーのように注いで使います。
グラスの7分目まで注いだら、サーバーに付いているボタンを押して注ぐことでクリーミーな泡が発生します。
イメージ的には「缶や瓶ビールをグラスに注いで飲む時の拡張アイテム」といった感じで、保冷機能は付いていないものがほとんどです。
こちらも乾電池で駆動するタイプが多いので、電源要らずで楽しめます。
ビアフォーマー
ビアフォーマーは、お試し感覚で泡だけ作って楽しみたいという人におすすめです。
マドラーのような形をしているものが主流で、グラスにビールを注いだら本体の先端をビールに付けて、スイッチを押すと超音波で振動させて泡を作ります。
また、ハンディタイプのビールサーバーは、瓶ビールに対応した商品が実を言うと少ないのです。
しかし、ビアフォーマーであれば缶や瓶の形状に影響されずに使えるので、普段自宅で瓶ビールを飲むことが多い人におすすめです。
レンタル型ビールサーバーの特徴
レンタル型ビールサーバーの特徴は、ビールサーバーをレンタルし、そのサーバーを提供するメーカーが独自に取り揃えているビールが毎月定期的に配送されて自宅で楽しめる、比較的新しいサブスクリプションサービスです。
最近、大手のビールメーカーが参入し始めており、今後さらに活発に広まっていくことが予想されます。
このレンタル型ビールサーバーの大きな魅力は、ビールサーバーのスペックが買い切り型よりも高く、業務用により一層近い点です。
買い切り型のビールサーバーはお店のようなビールを自宅で手軽に楽しむ為に、泡の発生方法を業務用とは違う手法にしたり、保冷機能を簡易的にすることで、持ち運びの面や価格の面で手軽さを実現しています。
ですが、レンタル型のビールサーバーは、業務用と同じ炭酸ガスを使う手法で泡を発生させたり、サーバーに冷蔵機能を搭載しているなど、業務用の性能にかなり近づけています。
ちなみに、業務用のサーバーはビール樽がサーバーの外にある為、かなりスペースを取るのですが、
家庭用では専用の容器にビールを詰めており、サーバー内に容器をセットして使う仕様になっている為、スペースの問題も解決しています。
まさに、「業務用のサーバーを家庭向けに使いやすく改造した」と言っても過言ではなく、ビールメーカーの本気を感じます。
しかし、レンタル型ビールサーバーは専用の容器を使う関係上、買い切り型のように市販で販売しているビールをお店のクオリティに近づけることはできません。
また、サブスクリプションの為毎月定額の料金が発生し、場合によっては今までよりもお酒代が上がってしまう可能性もあります。
ですが、各メーカー取扱いビールのラインナップにかなり力を入れており、メーカーがそれぞれビール愛好家を喜ばせる為に様々な趣向を凝らしているのがレンタル型ビールサーバーの魅力の1つです。
本格志向で、普段飲めないプレミアムなビールを自宅で堪能したい方におすすめです。
家庭用ビールサーバーの選び方
自分に合った家庭用ビールサーバーの選び方は、「自宅でどんなビールを楽しむたいか?」という点から考えてみましょう。
ポイント
- 普段飲んでいるビールや市販で売っているあらゆる銘柄を、お店仕様で楽しみたい方は「買い切り型」
- 業務用に最も近いサーバーで、市販とは一線を画したプレミアムなビールを味わいたい方は「レンタル型」
といった選び方がおすすめです。
さらにそこから、種類ごとに選び方のポイントがあるのですが、サーバーの選び方で両者共通のポイントがあるので先にこちらをご紹介します。
両者共通ビールサーバーのポイント
泡の発生方法は何か?
家庭用ビールサーバーには、泡の発生方法が「超音波方式」と「炭酸ガス方式」の2種類あります。
超音波方式は、ビールに1秒間につき数万回の振動を与えて、きめ細かいクリーミーな泡を作る手法です。
乾電池で駆動するので、持ち運びも簡単なことから、買い切り型のビールサーバーで多く用いられています。
炭酸ガス方式は、ビールに炭酸ガスの圧力をかけて注いだり、クリーミーな泡を作る、業務用サーバーで用いられている手法です。
家庭用では、レンタル型ビールサーバーで多く用いられています。
この方式はきめ細かいクリーミーな泡を作れるだけでなく、ビール内にガスの圧力がかかるため、量が減っても気が抜けにくく、酸化も防いでくれるので、新鮮な生ビールを味わえます。
どちらの方法が用いられたサーバーを選ぶかが、サーバー選びのポイントの1つです。
保冷機能の有無
ビールがぬるくならない工夫が施されているかチェックしましょう。
買い切り型であれば、卓上タイプに保冷剤が同梱されているか、もしくは冷蔵機能が搭載されているかチェックしましょう。
レンタル型は基本的に搭載されており、メーカーによってはより美味しく味わえるように冷却性能に気を配っているサーバーもあります。
メンテナンスのしやすさ
ビールサーバーは使った後に洗浄が必要です。
といっても洗浄自体は特別な洗剤を使うわけでもなく、ホースに水を通すだけの「ビアライン洗浄」と、水洗い可能なパーツを洗うのみです。
ですが、洗浄する際にパーツの分解や組み立てが難しいとストレスになるので、選び方において大切なポイントです。
買い切り型は比較的シンプルな作りになっており、電源部分を取り外せば本体を丸洗いできるなど、メンテナンスが簡単です。
レンタル型は業務用に近づけている分、パーツも業務用で使われているものを使用していることもあり、買い切り型と比べると複雑な作りをしています。
また、炭酸ガス方式のサーバーは、炭酸ガスが消耗品のため別途購入する必要があります。
メーカー側でユーザーがメンテナンスしやすいようにガイドなどを用意しているか、チェックしましょう。
買い切り型ビールサーバー
買い切り型ビールサーバー独自の選び方のポイントは、ビールサーバーの対応容器です。
「缶ビール・瓶ビールに対応しているか?」「何mLサイズまで可能なのか?」
飲みたいと思っているビールの容器が対応しているかチェックしましょう。
- 卓上タイプのビールサーバーは、基本的に500mLまでの缶や小瓶中瓶に対応しています。
- ハンディタイプは、瓶に対応している機種は少なく、缶が主流です。
- ビアフォーマーは、容器に関係なく使用可能です。
予算と相談しつつ検討してみてください。
レンタル型ビールサーバー
レンタル型ビールサーバー独自の選び方のポイントは、サーバーを提供するメーカーの契約内容です。
月額料金の支払いは苦しくないか
レンタル型ビールサーバーは基本的に定期配送のプランが主流で、毎月一定の費用が発生します。
「毎月かかる費用が家計に厳しくないか?」
また、夫婦であればパートナーに理解を得られるかは重要な点です。
ビールのラインナップは好みに合っているか
メーカーが取り揃えているビールのラインナップに自分が飲みたいビールは入っているかチェックしましょう。
また、キリンやアサヒなどの大手メーカーは自社商品のみでラインナップを組むので、
あなたが「キリン派」なのか?「アサヒ派」なのか?でビールライフが大きく左右されるので気をつけましょう。
配送ペースと飲むペースは合っているか
毎月送られてくるビールの配送ペースと1ヶ月に飲むビールのペースが合っているか、検討しましょう。
また、万が一ビールが大量に余ってしまい、次回の配送をスキップ(休止)したい場合に対応しているのか?
逆に、すぐに飲み切ってしまい、追加注文をしたい場合に対応しているのか?についてもチェックしましょう。
サポートの充実度
レンタルしているからこそ、サーバーの故障やトラブルなどの対応が不安ですよね。
こういったトラブルのサポートがしっかり整備されているかや、「炭酸ガスなどの消耗品の注文は別途必要か?」などをチェックしましょう。
解約縛りは何ヶ月か?
サブスクリプションサービスの為、最低契約期間があり、期間内に解約すると解約手数料がかかります。
万が一経済的に厳しかったり、飲みきれなくて解約したいと思った時に手数料がかかってしまうとツラいですよね...
そのようなことにならないよう、最低契約期間には気をつけましょう。
次の項目ではいよいよ家庭用ビールサーバーのおすすめ商品を紹介します。
レンタル型ビールサーバーのおすすめ
キリンホームタップ
「キリンホームタップ」は、大手ビールメーカー「キリン」が展開した会員制のサービスで、家庭用ビールサーバーのレンタルサービスをいち早く始めた先駆け的存在です。
サーバーのスペック
- 炭酸ガス方式
- 保冷機能あり
- 電源はコンセントを使用
料金や契約内容
- 料金プラン・・・月4Lコース ¥8,250〜(税込)/ 月8Lコース ¥12,430〜(税込)
- 支払い方法・・・クレジットカード
- 12ヶ月以内の解約で、解約手数料¥16,500(税込)発生
- 電話によるサポートサービスあり
ビールの配送は月に2回あり、2つのコースを選べます。
ペースに合わせて配送スキップも可能です。(4回連続は不可)
ラインナップは定番の一番搾りをベースに、季節に合わせた期間限定のクラフトビールを3〜4種類から選べます。
メンテナンスは、ビアライン(キャップとチューブ)洗浄と炭酸ガスカートリッジの交換です。
それぞれ、交換のタイミングで自動的に配送される仕組みになっており、注文の手間もかかりません。
また、配送されるビールは専用のペットボトルに詰められて工場直送で届くので鮮度抜群です。
ただし、毎月の会員枠に限りがあり申し込みは先着順になります。
キリンビールの愛飲者におすすめのサービスです。
DREAMBEER
「DREAMBEER」は2021年6月に誕生した新しいサービスで、全国各地のクラフトビールを楽しめます。
サーバーのスペック
- 炭酸ガス方式
- 保冷機能あり(ワインセラーに用いられるペルチェ方式を採用)
- 電源はコンセントを使用
- ダブルタップ(注ぎ口が2口ある)
- 温度調整スイッチ付き
料金や契約内容
- 料金プラン・・・おまかせパック¥7,040〜(税込)/ セレクトパック (注文したビールの通常価格から-¥220割引)/ 都度購入プラン(注文したビールの通常価格)
- 支払い方法・・・クレジットカード
- 36ヶ月以内の解約で、解約手数料¥33,000(税込)発生
ビールの配送は、
- ユーザーが選択した好みのビアスタイルと本数から、DREAMBEERがおすすめの銘柄をチョイスし、定期配送でお届けする「定期購入おまかせパック」
- ユーザーが好きな銘柄を組み合わせたセットを、定期配送でお届けする「定期購入セレクトパック」
- 定期配送は組まずに好きなタイミングでオーダーできる「都度購入パック」
の3種類のプランが選べます。
ラインナップは、日本全国50社100銘柄以上のクラフトビールから選べて豊富な種類を取り揃えています。
メンテナンスは、ビアライン洗浄と炭酸ガスカートリッジとストローの交換です。
炭酸ガスとストローは、ビールの注文数に応じた必要量を無償で、ビールと一緒に届けてくれます。
また、パーツをハンドル・弁棒・ノズルの3つに分解でき、水洗いできるので衛生的です。
DREAMBEERはサーバーにも力を入れており、ペルシャ方式の温度管理を採用し、好みや気候に応じた3段階の温度管理スイッチも搭載されています。
ペルシャ方式とは、ワインセラーに用いられる温度管理方式で振動がなく、静音なところがメリットです。
クラフトビールが好きな方や全国津々浦々のビールを堪能したい方におすすめのサービスです。
THEDRAFTERS(アサヒ)
「THEDRAFTERS」は、大手ビールメーカーのアサヒビールが2021年5月に始めた新しいサービスです。
お馴染みの「アサヒスーパードライ」を自宅で堪能できます。
サーバーのスペック
- 炭酸ガス方式
- 保冷機能あり
- 電源はコンセントを使用
- 泡と液体の注ぎ口が分かれている
- エクストラコールドモードを搭載
料金や契約内容
- 料金プラン・・・月4Lコース ¥7,980〜(税込)
- 支払い方法・・・クレジットカード
- 6ヶ月以内の解約で、解約手数料¥8,500(税込)発生
ビールの配送は月2回あり、2Lずつ配送されます。また、年間を通して合計3ヶ月までスキップも可能です。
ラインナップは定番の「スーパードライ」のみですが、今後他の製品も展開できるよう検討中の為期待が高まります。
メンテナンスは、ビアライン洗浄と各種パーツ(ドラフトタップ・中栓・受け皿・ドラフトタップカバー)の分解洗浄と炭酸ガスの交換です。
炭酸ガスはビールの配送とセットで必要数が配送されるので、注文の手間もありません。
そして、こちらのサービスの最大の魅力は、なんといっても自宅で「エクストラコールド」を味わえることです。
居酒屋によく行く人なら一度は飲んだことがあるであろう、氷点下でスーパードライを味わえる人気のサービスです。
業務用サーバーと同様、レンタルされるサーバーには、氷点下(-2℃〜0℃)まで冷やす「エクストラコールド・モード」と通常のスーパードライを楽しめる「スタンダードコールド・モード」の2種類の機能が搭載されています。
しかし、会員になるには、抽選に当選する必要があるので注意しましょう。
スーパードライのみを愛飲している方や自宅でエクストラコールドを味わいたい方におすすめのサービスです。
買い切り型ビールサーバーのおすすめ
卓上タイプ
seet「超音波式 スタンド型ビールサーバー」TS-BR03-BL
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・専用の保冷剤が付属
- 対応容器・・・缶(500mLまで対応)/ 瓶(中瓶・小瓶)
- 電源・・・単三乾電池2本
ドラフトタワー型のスリムなデザインで、収納や持ち運びもしやすいビールサーバーです。
インテリアとして飾っても素敵ですね。
国内、海外問わずほぼ全ての缶・瓶のサイズに対応しているので、これ一台でたくさんのビールを楽しめます。
メンテナンスは、ビアホースを水に通すのみでレバー上部の電源部分を取り外せば、下の本体も丸洗いできて衛生的です。
機能面ではこちらの「グリーンハウス金泡GH-BEERF-BK」と似ているので、好きなデザインで選ぶのもおすすめです。
グリーンハウス「カクテルビールサーバー」GH-BEERL
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・専用の保冷剤が付属
- 対応容器・・・缶(500mLまで対応)/ 瓶(中瓶・小瓶)/ ペットボトル(500mLまで対応)
- 電源・・・単三乾電池2本
こちらはなんと、ドリンクが2本入り、ビアカクテルが作れるビールサーバーです。
本体内部は壁で仕切られており、それぞれに保冷剤を当てて保冷できます。
普段ビアカクテル(レッドアイやシャンディガフなど)を飲まない人でも、両方ともビールを入れて最大1Lの大容量サーバーとしても利用できます。
また、片方だけ注ぐ為の切り替えスイッチもあり、とても機能的なビールサーバーです。
ビアカクテルを飲みたかったり、2種類のビールを飲み比べたい方におすすめのビールサーバーです。
ユーケグ64 Pressurized Growler forクラフトビール
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・炭酸ガス式
- 保冷・・・ステンレス製の容器
- 対応容器・・・無(タンクに直接ビールを入れる為)
- 電源・・・無
こちらは、買い切り型では珍しい炭酸ガス方式のビールサーバーです。
厳密には「グロウラー」という量り売りで販売されるビールを、持ち帰って自宅で楽しむ為に作られたサーバー付きの水筒みたいな容器です。
欧米ではメジャーな商品で、ビールバーやパブなどで行われている、クラフトビールの量り売りで直接汲みに行く使い方をします。
日本では、量り売りがあまり浸透していないので、市販で購入したビールをタンク内に静かに注ぎ、業務用と同じ炭酸ガス式でお店にも劣らない品質を楽しむといいでしょう。
炭酸ガス式の為、別途炭酸ガスの購入が必要になったり、使い方が特殊なので玄人向けの商品です。
ビールに強いこだわりのある方は是非検討してみてください。
アマダナ「本格ビアサーバー」AMD001
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・冷蔵機能搭載(ペルチェ式)
- 対応容器・・・缶(500mLまで対応)/ 瓶(小瓶)
- 電源・・・コンセントを使用
市販のビールをそのまま使えるサーバーの中では、最高クラスの家庭用ビールサーバーです。
日本のエレクトロニクスブランドのアマダナ社が、サントリーの最高峰ビール「マスターズドリーム」の美味さに感銘し開発されたビールサーバーです。
冷蔵機能にも拘っており、レンタル型ビールサーバーで紹介した、「DREAMBEER」と同じペルチェ式の冷蔵機能を搭載しています。
また、ビアライン洗浄の際は、専用のカップに水を入れて通水するだけでとても便利な仕様となっています。
レンタル型サーバーに近いビールサーバーで、市販のビールを楽しみたい方におすすめです。
アマダナ社監修「ビールサーバー ザ・プレミアム・モルツ 超クリーミー泡2WAYサーバー」
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・無
- 対応容器・・・缶(500mLまで対応)
- 電源・・・単三乾電池2本
先ほど紹介した、アマダナ社が監修したサーバーで、「プレミアム・モルツ」でお馴染みのサントリーから販売されているビールサーバーです。
「アマダナ 本格ビアサーバー」よりもリーズナブルにしつつ、泡の発生方法は同じ機能です。
また、「本格ビアサーバー」にはない卓上サーバー以外にハンディサーバーとしても使用できる「2WAY機能」を兼ね備えており、自宅でも外でも使いやすい工夫がされています。
「本格ビアサーバー」に憧れるけど、値段に手が届かないという方におすすめの商品です。
ちなみに、私は卓上型のビールサーバーを愛用しています。
卓上型のほとんどが単三乾電池で駆動しますが、その際に充電式の乾電池を利用するのがおすすめです!
超音波式は電池の残量が減っていると弱くなり、泡の質が落ちてしまいます。
ですが、充電式で使用後に充電しておくと、毎回フルパワーで駆動するので泡の質を落とすことなく味わえます。
頻繁にビールサーバーを使う予定の方も経済的でおすすめです!
また、長期間使用しているとビアライン洗浄をしていてもカビが生えてしまい恐れがあります。
その際にチューブを交換する方法について解説した記事を執筆したので、コチラも是非チェックしてみてください!
ハンディタイプ
ドウシシャ「絹泡 ビンタイプ」DKB-18GD
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・無
- 対応容器・・・国内産缶ビールの規格 / 輸入ビール(付属の接続リングを使用)
- 電源・・・単四乾電池2本
高級感のある瓶のデザインが目を惹く、ハンディ型ビールサーバーです。
付属の接続リングを使うことで、海外の輸入ビールにも対応できるのでこれ1つで、市販の缶ビールを網羅できます。
サーバーの見た目は、瓶のデザインをしていますが、瓶ビールには使用できないので注意が必要です。
また、これと同じ性能の「ジョッキタイプ」も販売しているので、好きなデザインを選んでみてください。
ザ・プレミアム・モルツ 神泡サーバー Supreme edition
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・無
- 対応容器・・・缶(500mLまで対応)
- 電源・・・単四乾電池2本
2021年に販売された最新モデルの商品で、ハンディビアサーバーの中では最安値の商品です。
手軽な商品でありながら、性能はパワフルで、サントリーが掲げているプレモルの「神泡」を簡単に生み出せるビールサーバーです。
また、ビールの液体と直接触れないのでお手入れ不要です。
マグネットホルダーが付属しており、使った後は冷蔵庫にピタッとくっ付けることもできます。
とにかく手軽に泡付きのビールを試したいという方におすすめのサーバーです。
グリーンハウス「瓶専用ビアフォーマー」GH-BEERH
サーバーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・無
- 対応容器・・・ほぼ全ての瓶ビールに対応(王冠を使用し、瓶口の外径φ26.3±0.3mm、内径φ17.5±1.5mmの瓶に対応)
- 電源・・・単四乾電池2本
缶ビールのみ対応が多いハンディ型ビールサーバーの中で、唯一瓶ビールに対応している商品がこちらです。
1秒間に4万回の振動をビールに加えて、きめ細かい泡を作り出してくれます。
お手入れも電源部分を取り外せば、丸洗いできて衛生的。
さらに、専用ポーチ付きで外での持ち運びにも配慮しています。
瓶ビールをこよなく愛し、手軽に泡付きのビールを注ぎたい方におすすめです。
また、同じグリーンハウスで缶ビール専用のハンディ型サーバーもあるので、チェックしてみてください。
ビアフォーマー
グリーンハウス「 超音波式ビアフォーマー」 GH-BEERJS
フォーマーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・無
- 対応容器・・・全ての容器に対応
- 電源・・・単四乾電池2本
1秒間に4万回の振動はそのままに、缶や瓶の規格に関係なく使用できます。
主流のマドラー型で、食器棚や調理器具と一緒にしまえるのもポイントです。
また、お手入れは本体を丸洗いできるので分解する必要がありません。
分厚いジョッキやうすはりのグラス、タンブラーにも使用できるので、お気に入りのコップで味わってみてください。
ブロードウォッチ「卓上型ビアフォーマー」
フォーマーのスペック
- 泡の発生方法・・・超音波式
- 保冷・・・無
- 対応容器・・・うすはりのグラス
- 電源・・・充電式
最後に紹介するのは一風変わったアイテムで、フォーマーの上に少量の水を敷き、グラスに注いだビールを載せてスイッチを入れると泡立たせてくれるアイテムです。
薄手のグラスしか使えないなど制約がある中、なぜ選んだのかというと、泡立たせ方がボトムアップ式のビアサーバーに似ているからです。
ボトムアップ式のビアサーバーとは、飲食店でも導入している店舗が少ない珍しいサーバーで、グラスやジョッキをセットすると、下からビールが立ち昇って注がれる不思議な仕組みなのです。
この、ボトムアップ式を自宅で擬似的に再現できるのは面白いと思い選んでみました。
充電式で乾電池不要なのも便利です。是非チェックしてみてください。
ハンディ型やビアフォーマー型は、単四乾電池で駆動するタイプが多いです。
こちらも、日常的に使う予定のある方は充電式の乾電池を用意すると経済的でおすすめです!
自宅で本格お店気分のビールを楽しもう
家庭用のビールサーバーは、レンタル型ならラインナップの追加や、他のメーカーの新規参入。買い切り型なら、さらに性能の上がったサーバーが販売されるなど、今後ますます盛り上がりを見せてくれると思います。
自宅での晩酌がより楽しくなること間違い無しなので、ぜひ手に取りやすいものから始めてみてください!