どもども、雨宮です。
最近急にメディアが取り上げはじめましたね。
「事業家集団」または「環境」と呼ばれる団体を
かくいう私も20歳の頃に5ヶ月ほど関わっていたことがあって、
その頃は社会人1年目でありながら今の生き方に影響するくらいには濃い体験をさせてもらいました。
結構前からこの体験を記事にしたいと思っていたのですが、脱退後の人生が人に話せる程のレベルではなく、記事にするにはまだ弱かったのでお蔵入りにしていたんですが、そろそろ筆を取ろうかなと。
ということで今回は
「私が事業家集団 環境と関わってから脱退したその後の人生まで全部語ります。」
とまあ豪語しましたが、ただ武勇伝を自慢したいが為に書いた記事ではなく、ちゃんと目的があります。
推定読者に向けてこの記事の使い方を記しておきます。
今まさに事業家集団 環境と思われる団体と関わっているかもしれないと思い、
検索したらこの記事に辿り着いたという方
→当記事を参考にして答え合わせのように使ってください。
(私も当時ツイッターの数少ない情報から糸口に繋がりました。)
ニュースなどで知って興味本位で調べたらこの記事に辿り着いたという方
→「コイツ人生大丈夫かよ...」的な感じでエンタメ感覚で読んでみてください。
脱退後の社会復帰法を知りたい方はコチラ!
この記事はあくまで私が当時体験した内容や体験から感じたことをありのままに伝える為に作成した記事であり、
事業家集団 環境その他MLM・ネットワークビジネス等を肯定・否定・批判・誹謗中傷・助長する意図は一切ございません。
目次
事業家集団 環境との出会い

出会いのキッカケ
大阪梅田にあるビアパブのカウンター席で1人飲みしてるところで声を掛けられたのがキッカケでした。
30代の男性(のちの紹介者)が入店後僕の隣に座り他愛もない雑談をしたのを覚えています。
(この辺で仕事をしているのか?とか、どんな仕事をしているのか?など)
その後会話が弾んだあたりで
「今度福島でいろんな職業の人が集まる立食パーティがあるんだけどもし良かったら来ない?」
と誘われてこの話に乗り、連絡先を交換・後日待ち合わせて参加...という約束をしてこの日は解散します。
立食パーティ・フットサルに参加
その後、事業家集団 環境主催の各種イベントに参加します。
私は正直集団とか大人数が苦手なタイプなんですが、そんな人でも楽しめるよう工夫されています。
慣れない内は紹介者伝いでいろんな方とお話しする機会を繋げてもらい交流。
回を重ねて慣れてきたら自分から声を掛けてみる...といった感じでコミュ力はかなり鍛えられます。
正直、めちゃくちゃ楽しかったです。
立食パーティ(飲み会)
飲食店を貸し切って30~40人くらいのキャパで普段は出会えない異業種の方たちと交流する...
知的エキサイティングな立食パーティです。
当時はコロナウイルスが生まれていない平和な時代だったので、かなりの人口密度でした。
平日の19:00以降に開催されるので仕事終わりに参加される方が多いです。
場所は「福島」です。
「福島」梅田から徒歩圏内で行ける街
フットサル
一般の時間貸しをしているスポーツセンターでこちらも30~40人くらいで純粋にフットサルを楽しめます。
初対面の人とチームを組んでプレーするというハードルの高い問題がありますが、最初に円になって自己紹介する時間を取ったり、
チーム分けに配慮したりと参加者全員が楽しめるよう運営側のフォローはしっかりされています。
場所は「上新庄」です。
この各種イベントなんですが、1つ異質なコトがありまして
全員、本名じゃなくて「ニックネーム」で呼び合います。
私自身、初めて参加した立食パーティ(飲み会)で人と話す時に最初は本名で名乗ってたんですが、一瞬困惑した空気になったのを覚えています。笑
(後からすぐに紹介者がフォローしてニックネームで呼び合う独特な風習を知る)
なので皆、互いの本名を知りません。
本を薦められる
初めての立食パーティの時に紹介者の方が起業を目指し勉強・活動をしていることを知り、興味を持ちます。
というのも私は調理師で、将来は自分の店を持ちたいと思っており、事業家集団 環境と関わる前から独立に夢を持ち「起業ってどうやったらできるのか?」と1人模索し続けていたからです。
そして、紹介者に自分の目標や内情をガッツリ伝えたところ「ハイスコア」という本を薦められます。
ちなみにこの著者の方は当時、事業家集団 環境内で成功して様々な事業を立ち上げており、その成功事例から出版に至っていると思われます。
当時この話を紹介者の方から聞いた時は驚きました。
まさか関係者だったとは...
そして同じ集団という括りでは案外身近だったということに実現性への現実味が増すのです。
※ちなみに現在は脱退しているらしいです。
「師匠」と会う約束をする
元々読書は好きだったので、立食パーティが終わった帰りに梅田の紀伊國屋で買って読みました。
そして本書内で書かれていた「ESBIクワドラント」という概念に衝撃を受けます。
ESBIクワドラントとは?
この世のお金稼ぎに関する縮図みたいなもので、
世の中のお金の稼ぎ方を4つに分類した概念のこと。
当時の私は労働収入しか知らずビジネスオーナーという働き方について知りませんでした。(想像もつかなかった)
ですが、この数ヶ月前に全く別の機会でビジネスオーナーの方と出会ったことがあり「どうやったらこの人みたいになれるのか」疑問に感じており、その疑問を解消するヒントをこの本からもらえて霧にかかっていた自分の進みたい道が少し見えたような気がしたことを覚えています。
後日、紹介者の方に読了したことを報告し上のような感想を伝えます。
すると
「僕が今勉強させてもらっている師匠で、
実際にビジネスオーナーとして活動している方がいるんだけど会ってみない?」
ぜひ、お願いします!

と依頼しお会いすることになります。
ここまでのまとめ
- 一人で梅田にいたら声を掛けられたのがキッカケ
- 初対面で仕事や生き方について聞かれる→LINE交換
- 立食パーティ(飲み会)・フットサルに誘われる
- 本を薦められる
- 紹介者のさらに上位「師匠」の存在をほのめかされる
「師匠」との出会いから弟子入りまで

「師匠」がベンツでやってきた。
どっかの飲食店で落ち合うのかなって思ってたら想像の斜め上でした。
大阪で自家用車持ってるだけでも珍しいのにまさかのベンツですよ。
しかもそのベンツに乗せてもらってお話しすることになります。
- 運転席に「師匠」と呼ばれているビジネスオーナー
- 助手席に「私」
- 後部座席に「紹介者」
っていう状態で「師匠」が適当に「大阪~福島~十三」あたりを流しながらお話しします。
今振り返るとこれもあちらの戦略だと思うんですが、外車に乗ったこと無かったので正直テンション上がりました。(運転も上手かった)
話した内容は、本の感想だったり「師匠」がどんな経緯で今に至ったのか聞いたり、自分の内情を話したり。
その上で「師匠」から
「これからもイベントや飲み会の交流から良い刺激を受けにおいで。
〇〇(紹介者)もフォローするから」
と言葉を掛けてもらいました。
完全にノせられちゃってます。
イベントの参加者ほとんどが同じ志だったことを知る
師匠とのベンツドライブ以降もイベントに出て、すっかり常連の1人になりました。
そして、慣れてきた辺りで紹介者から
「ここに集まっている人たちも起業を目指している同志」であることを伝えられ、
「一緒に学ばないか?」と誘われます。
これが事業家集団 環境がおこなう勧誘の第一段階になります。
ちなみに誘いを受けた当時は、紹介者への信頼も高まっていたので勧誘という感覚はありませんでした。

初めての出会いからここまで
だいたい1ヶ月くらいです。
仮弟子入りをする
事業家集団 環境の勧誘・入会は、
起業について学ぶ = 師匠に弟子入りする
っていう意味になります。
現代において珍しいと思うんですが、何と師弟制度なんです。
(というか現実で「師匠」って言ってる人や呼ばれてる人なんて後にも先にも事業家集団 環境でしか見たことない。)
そして弟子には「仮弟子」と「本弟子」の二段階あり、
最初は「仮弟子」からスタートし、与えられた条件を達成することで「本弟子」へ昇格できます。
弟子入りすると事業家を目指して本格的に活動がスタートし、勉強会やセミナー「全国会議」と呼ばれる謎の会合への参加権利を得ることができます。
弟子入りの条件や参加権利の解放内容についてソシャゲの攻略サイトみたいにまとめてみました。↓(所属チームによって一部異なるかも)
仮弟子
弟子入り条件
- 紹介者と共に師匠へ弟子入りしたい旨を伝える
解放要素
- 勉強会への参加権利
本弟子
弟子入り条件
- おすすめされた本の読破(5冊以上はあったと思う)
- 勉強会で規定のワークを受講(3~5回くらい)
- 自己投資金15万円の確保
解放要素
- 各種セミナーへの参加権利
- 「全国会議」への参加権利
先ほどの勧誘は俗にいう「仮弟子」にあたります。
そして弟子入りするべく紹介者と共に師匠のところへ
今回もベンツに乗せてもらい、車内で最初に受ける勉強会について軽く説明を受けたり、これからの生活がワクワクするような言葉をいただいたのち、
晴れて仮弟子となるのでした。
ここまでのまとめ
- 「師匠」と呼ばれるビジネスオーナーに出会う
- 「ザ・成功者」というインパクト。ベンツで来る
- 飲み会・フットサルの参加者ほぼ全員が「事業家集団 環境」の会員である。
- 仮弟子入りする
事業家集団 環境と本格的に関わる
仮弟子のミッション
仮弟子がまず目指すのは本弟子への昇格です。
仮弟子の活動はこんな感じ
- 勉強会への参加
- おすすめされた本の読破
- 自己投資金15万円の確保
- チームビルディング
- 飲み会やイベントを開く
- これらの活動を「気づきメール」で毎日報告
勉強会へ参加
土日の午前中や平日の仕事終わりに1〜2時間程の勉強会に参加します。
位置付けとしては本弟子昇格時に参加できるセミナーの体験って感じです。
500円の参加費を払って参加します。
内容は、主にワークを通して事業家に必要なスキルや自己啓発を学びます。
このあたりはぶっちゃけ勉強になりました。
今でも活きている内容を2つ紹介します。
興味のある人は続きを開いて読んでみてね。
おすすめされた本の読破
事業家集団 環境では「自己投資」と呼ばれる風習があり、
その中の1つに読書があります。
自分の好きな本を読むというよりかは、紹介者からおすすめされた本を読むっていう感じです。
おすすめされるのは、自己啓発やお金に関する本ですね。
特に本弟子への昇格条件としておすすめされた本は全部読まないといけないので、要するに読書課題です。
おすすめされた本はこちら↓
本の内容自体は、勉強になりました。
今でも何冊かは手元に残しています。
ちなみに購読ペースが遅いとやんわりと急かされます。
自己投資金15万円の確保
本弟子昇格への最重要項目です。
ここで「自己投資」について解説しておきます。
自己投資とは?
事業家集団 環境では「自己投資」というワードがよく使われます。
この自己投資とは、経営者になる為の知識習得に対して使うお金のことを意味します。
私の知る限り事業家集団 環境では以下のことを自己投資と定義しています。
- 書籍代
- セミナーへの参加費用
- 勉強会への参加費用
- イベント・飲み会への参加費用
そして自己投資へのお金は惜しまずにどんどん使うことを教えられます。
で、本弟子昇格後も安定して自己投資できるようになる為に、
仮弟子の段階で15万円というまとまったお金を作るよう求められます。
これが自己投資金15万円です。
これを貯金でクリアする人もいるんですが、私の場合はそもそも当時そんな大金無かったのでお金を集めるところから始まります。
勉強会では、以下の3つでお金を集めるよう勧められます。
- 支出を見直してお金を作る
- 本業とは別にバイトをして稼ぐ
- 飲み会やイベントを開く
支出を見直してお金を作る
家計簿を付けて収支を見える化したら、紹介者からアドバイスを貰いつつ、自己投資15万円を捻出する為にカットする支出を決めます。
月々の支出を「固定費」と「変動費」に分け「固定費」を優先的に削っていくようアドバイスを受けます。
これは「可処分所得」という考え方で当時は大変勉強になりました。
おかげさまで今の生活にも役立っていて、固定費を減らしまくった結果、
最近は家賃3万の家に住み、1ヶ月8万円くらいで生活しています。
本業とは別にバイトをして稼ぐ
今の仕事とプラスしてダブルワークでバイトをして稼ぎます。
私も紹介者に勧められて某牛丼チェーン店や飲食店に応募したんですが、シフトの都合で落とされました。
逆にここで採用されてたら、確実に睡眠時間削ってたんでマズかったと思います。
飲み会やイベントを開く
特におすすめされたのがこの方法。
友達や知り合いを誘って飲み会やイベントを開いて会費を徴収してマージンを得る方法です。
ですが私は、金目的で友達や知り合いを誘ってピンハネするのは心が痛んだのでやってません。
そしてこのタイミングで、今まで参加していた飲み会やフットサルを頻繁に開催している理由にマージンを取って儲ける為にやっていることに薄々気付きます。
「自分の払っている金が同じ集団の人の懐に入っていることに抵抗を感じないのかな?」
と不思議に思い始めます。
ちなみにこの方法をおすすめしてくる理由は、後述するチームビルディングと相性が良いからです。
チームビルディング(勧誘活動)
チームビルディングとは、平たくいうと起業仲間を作ることです。
やり方は、街に繰り出して飲食店や駅前で声掛けをします。
これに関しては、
何の事業をするかも決まってないのに何で人を集めるのかよくわかりませんでした。
(そもそも事業の人集めって求人取った方が効率良いと思うけど)
そしてどうやら自分が最初に紹介者とビアパブで喋ったのも、チームビルディングの一環だったことに薄々気付きます。
つまりこういう感じでお金と人を集めています。
チームビルディングで街や飲食店で声掛け
↓
見込み客ゲット・飲み会やイベントに誘う
↓
収益ゲット・さらに弟子入りまで繋げるetc...
紹介者のチームビルディングに同行したことはあるんですが、結局自分からはやりませんでした。
気づきメールで報告
気づきメールとは、師匠と紹介者にその日自分が何をしたか報告したり、目標を宣言したりしてモチベーションを高めるメールのことです。
メールは毎日送信し適宜師匠からフィードバックをもらえます。
これにより毎日何かしら行動しなければならなくなるので、サボり防止になり日々目標達成に向かって前進できます。
これは努力の継続という点では理に適った仕組みだと思います。
同時に師匠は自分以外にも弟子がいるので、毎日全員のメールをチェックしてフィードバックするのは結構ハードだと思います。
マネジメント力の高さが窺えます。
さて、こうして仮弟子としての生活が始まったんですが、同時に集団への疑問を感じ始めます。
その中でも特に大きかったのは、自己投資15万円の使い道です。
聞いてる感じだと貯金として取っておくんじゃなくて、消費するお金みたいなんですが、セミナー代とかにかかる費用が具体的にいくら掛かるのかわからなかったので、慎重になります。
(15万円が何ヶ月分を見越した自己投資代なのかが謎)
そんな疑問を抱えながら活動を続けていたある日、
事業家集団 環境とは全く関係ない人との繋がりから何と「ア○ウェイ」に勧誘されます。笑
ただ、このアム○ェイのおかげで事業家集団 環境の謎が解けていきます。
ここまでのまとめ
- 仮弟子となり、毎週土日は勉強会に通う
- 7冊ほど本をおすすめされる・読む
- 自己投資金15万円を作ることを勧められる
- チームビルディング(勧誘活動)を勧められる
→街中や飲食店で声掛け - 飲み会やイベント開催を勧められる
- 本業とは別にバイトをすることを勧められる
- メールで毎日報告する
事業家集団 環境を脱退するまで
事業家集団 環境とアムウ○イ両立生活が始まる
アムウェ○がネットワークビジネスであることは知っており、自分にとっては苦手な領域なのでやる気は無かったんですが
当時は自分の人生をとにかく良くしたい一心で、何かしらヒントになるんじゃないかと思い
とりあえず「フェーズ」と呼ばれる入会前のオリエンテーションにだけ参加することにします。

ちなみにまだこの段階では、事業家集団 環境が
マルチに近い組織であることに気づいていません。
結局アムウェイは、フェーズを全部受けた上で自分には合わないと判断し断って縁を切りました。
実際参加したのは大正解で、アムウェイのフェーズには事業家集団 環境と似ている部分があり
「もしかして、マルチなのでは?」
と疑い始めます。
確証を取って脱退へ
ネットでリサーチ
ネットワークビジネス(マルチ)は、実名を明かさなかったりマルチであることを隠して勧誘するのは違法行為です。
事業家集団 環境が仮にマルチだった場合、これに全部該当します。
とはいえ、起業への足掛かりになるかもしれないチャンスを逃したくないのも本心なので、実際のところどうなのか調べようとしたんですが、
そもそも団体名を知らず、手掛かりが少ないことに気づきます。
それでもめげずに「フットサル」とか「大阪 福島」とか「チームビルディング」とかで検索したら、
ツイッターで初めて「事業家集団 環境」というワードを知りました。
一応、ネットワークビジネスではないと主張してるみたいなんですが、それに近い仕組みであることはチームビルディングの時点で明らかです。
(逆にネットワークビジネスと認めたら勧誘方法でアウトですが...)
紹介者から直接聞いて確証を取る
このまま脱退するか考えましたが
ネットだけの情報ではイコールとは言えず弱かったので、
直接聞いて裏を取ることにしました。
ある日の勉強会を終えて一息ついた帰り道。
駅前まで紹介者と歩いてるタイミングでさりげなく

そういえば、私たちの団体って
何か名前とかってあるんですか?
と聞いたら
明確な名前とかはないけど「環境」って呼ぶことが多いかな
って教えてもらい無事確証が取れました。
正直、まさか自分が関わっていたとは思っていなかったので鳥肌ものでしたね。
「事業家集団 環境」の辞め方
どうやって辞めたのか気になってる方もいると思います。
私の場合は、紹介者にLINEで不信に感じていた点や、チームビルディングの活動に賛同できないことを伝えたところ
ブロックされて終わりました。
間接的な方法を取ったのには理由があり、
- 彼らはセミナーやチームビルディングで話術や人心掌握術に長けている
- 1対多だと流されるかも
これらの懸念があり、直接だと意思の確立が難しく流される可能性があった為です。
相手は15万円以上自己投資している猛者ですからね。
ここまでのまとめ
- 事業家集団 環境の手法はネットワークビジネスと似ている
→ただし、環境の手法はあちらがネットワークビジネスと認めた場合、一発アウトな手法。 - 所属している団体や紹介者・師匠の本名を知らない
- 辞める時は、LINEで伝えてブロック。以後一切会わない
→紹介者や師匠らに自宅や職場がバレてなければ有効な手法。
事業家集団 環境を脱退したその後
脱退したその後はこんな感じの人生を歩んでいます。
脱退したその後...
- 20歳:契約社員でコールセンター勤務
適応障害・うつ病になり退職 - 21歳:派遣社員として営業事務に従事
- 22歳:派遣先で正社員登用
- 23歳:独立したい欲を抑えきれず正社員退職→大失敗する
別の事務職で派遣社員となる - 24歳:派遣を辞める→個人事業のみで生活するも無一文になる。
生計を立てるべくアルバイト×個人事業で掛け持ち生活 - 25歳:個人事業メインになる
いやー、正直公開するの恥ずかしいです。
「独立」は環境と出会う前からの絶対目標だったんでその後も諦めずに模索しました。
この間に後ろ盾の無い生き方の奥深さや大変さを知り「今まで自分はどれだけ守られていたか」「甘ちゃんだったか」を反省し会社員の良さにも気づきました。
詳しくはコチラの記事に書いたんですが、脱退後も独立への意欲を抑えられない方も最初は会社員に属すことを強くおすすめします。
あわせて読みたい
事業家集団 環境を脱退した理由
勉強になることも多かった事業家集団 環境をなぜ脱退したのか?
脱退した理由をまとめました。
自分には苦手な領域だった
事業家集団 環境で成功するにはチームビルディングが必要不可欠なんですが、
このチームビルディングには以下の要素が求められます。
事業家集団環境で成功するには?
- 怪しまれたりするリスクを払って、知らない人に声を掛け続けるスキル
- 人間関係をお金に変えても自分の夢や目標の為だと信じて自己肯定する強いマインド
この辺りは、ネットワークビジネスにも通ずるところはあるかな...と思います。
私は仮弟子の時点で疑問を感じてしまったり、
そもそも人疲れしやすい気質で、1人で完結する仕事を求めていたので、
自分にとっては苦手な領域でした。
苦手を克服するのも大切ですが、
自分の得意な領域で勝負した方が成果が出やすいのは言うまでもありません。
事業主なのに会社員の働き方を否定している
事業家集団 環境では会社員の働き方には否定的な方が多いです。
フリーランスとか法人成りした1人社長とかが言うなら分かるんですが、
事業家集団 環境は、ビジネスオーナーを目指しているので組織化が基本です。
(チームビルディングないしは成功して立ち上げた小売店や飲食店など)
ここであなたに質問です。
「会社員を否定している経営者の元で仕事したいと思いますか?」
自己投資で将来元を取れる自信が無かった
自己投資の考えは大切だと思うんですが、
自分に15万円掛けて将来元を取れる自信が無く、
正直、怖気付いたところはあります。
(このあたりは自分の自己肯定感の低さもあると思いますが)
とある会話で矛盾が起こる
師匠クラスの方が主催したイベントに参加させてもらい、
そこで主催者の方とお話しした時のこと
ほぼ初対面だったので、自分が事業家を目指している理由(料理のコト)を話したところ
「うちが店作ったらお店任したいわ〜」
それって実質「従業員」じゃね?(心の声)

1人1人が独立したビジネスオーナーを目指して所属しているはずなのに、
師匠の作った店で雇われ店長ってちょっと矛盾してないかな...って思いまして、
未来の自分が搾取されるのではないか考えるキッカケになった出来事です。
人生経験にはなった
いかがでしたでしょうか?
メディアで悪いところばかりフォーカスされている気がしたので、
良かった点・疑問に感じた点を忖度抜きで書いてみました。
結果的に私は、クワドラントを知れたおかげで人生の知見が広がり、師匠や紹介者からいただいた言葉は頷ける部分も多かったです。
そのおかげで今の生き方に繋がっているので、お金の集め方に賛同できないだけで個人的には良い経験でした。
ただ、もしあなたが偶然出会った赤の他人から
「自由な生き方」とか「会社員じゃ幸せになれない」とか言われて
今の仕事を辞めて安定収入を切ってまでやりたいコトも無いのに、
「自分が楽をしたいから」という思いが先行して
組織を作って事業家を目指そうとしているのならよく考えることをおすすめします。
脱退後の社会復帰法を知りたい方はコチラ!