おとなを磨く

【レストラン作法】イタリアンのコース順番と内容を詳しく紹介(イタリア料理編)

2019年11月17日

リッチなイタリアンレストランへ行くことになった方へ

こんにちは雨宮です。

今回はイタリア料理のレストランにおけるコース料理の順番・内容について解説します。

この記事を読んでほしい方

イタリアンのコース料理の順番や内容がわからない...
フレンチのフルコースとイタリアンのコースの違いが知りたい

この記事の信頼性

・筆者の雨宮ツカサ は調理師免許を取得しています。

イタリア料理におけるコースの順番

  • アンティパスト(前菜)
  • プリモ・ピアット(第一の皿)
  • セコンド・ピアット(第二の皿)
  • コントルノ(野菜料理)
  • フォルマッジ(チーズ)
  • ドルチェ(デザート)
  • カフェ or ディジェスティーヴォ(コーヒー・食後酒)

コース料理それぞれの意味

アンティパスト

アンティパストは前菜を意味します。

コースのオープニングとしてメインへ向けて「食欲を駆り立てます」

イタリア料理では野菜やサーモン・オリーブ・塩味の効いた生ハム・サラミ・アンチョビを使い

ゲストの食欲を駆り立てます。

イタリアの盛り付けは少量で複数の料理を使って豪華・華やか・カラフルさを意識して盛り合わせた料理(イタリア語でミスト)が特徴です。

プリモ・ピアット

イタリア語で「最初の料理」という意味です。

イタリア料理はフランス料理と比べてフルコースの品数が少ないためパスタや米を使ったリゾットなど、炭水化物を主に使い序盤からボリュームがあります。

主にパスタ・リゾット・ピザ・スープが提供されます。

後半までお腹が持たない場合は比較的軽いスープを選ぶのがおすすめです。

セコンド・ピアット

イタリア語で肉や魚を使ったメインの料理を意味します。

肉料理であれば仔羊や仔牛を使った料理(グリエ)

魚料理であれば鯛・ヒラメ・メカジキなど白身魚を使った料理(グリエ・アクアパッツァ)

などが提供されます。

レストランによっては両方出るところもあります。

その場合は肉料理の前に口直しのシャーベットが提供されれば良い店だと判断できます。

コントルノ

イタリア語で肉料理や魚料理で添えられる付け合わせを意味します。

コースでは付け合わせではなく単体で提供されます。

その役割は主に口をスッキリさせる意味があります(諸説あり)

イタリアでは温野菜にオリーブオイルやビネガー(酢)で和えたものが主に提供されます。

フォルマッジ

フォルマッジはチーズを意味します。

コースによっては含まれていないこともあります。

提供された際は是非ワインとの組み合わせを楽しみましょう!

ドルチェ

イタリア語でデザートを意味します。

イタリアでのデザートは

フルーツ・ティラミス・パンナコッタ・ジェラート・タルトなどが主流です。

フランスのフルコースと比べると多岐に渡ります。

しかしイタリアでは「ケーキ」と呼べるものが無い部分が特徴といえます。

カフェ or ディジェスティーボ

甘い料理を存分に楽しんだら最後は苦みでスッキリさせて締めます。

カフェは主に苦みの強いエスプレッソが主流です。

デミタスカップという少量のカップで提供されます。

また、ディジェスティーボという食後酒が提供されることもあります。

ここで頂けるお酒は主にアルコール度数の高い甘いワインやリキュールが提供されます。

終わりに

フレンチと比べるとコース数が少なくカジュアルなイメージです。

肩肘を張りすぎない程度が良いという方はイタリアンレストランは最適です!

是非足を運んでみてください!

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