東京にある「1泊1980円ホテル」というカプセルホテルを知っていますか?
名前の通りそのまんまで、素泊まり1泊1,980円(税抜)で泊まれるという、東京都内トップクラスの安さで泊まれるホテルです。(私の知ってる限りだと最安値)
しかし、ここまで安くて名前にインパクトがあると
本当に泊まっても大丈夫かな...
安心して眠れるのかな
など、料金面の安さからちょっと躊躇してしまいますよね。
そこで今回は、
今まで「1泊1980円ホテル」さんに3回泊まっているリピーターの私が
- 「1泊1980円ホテル」をおすすめできる人
- ホテル館内の設備やサービス面
- 快適に宿泊する為のポイントやココは気になる面
などを紹介します!
結論から言うと、
『ほぼ同額のお金を払ってネットカフェに泊まるくらいなら、
ベッドで足を伸ばして快適に眠れる
「1泊1980円ホテル」に泊まった方が断然おすすめです。』
この記事を読んでほしい人
- 「1泊1980円ホテル」に泊まりたいけど安すぎて不安な人
- 泊まってみた様子や感想を知りたい人
- どんな人におすすめなのか知りたい人
この記事を読むと...
- 「1泊1980円ホテル」に泊まってみた様子が分かる!
- なぜこんなに安いのか分かる!
- 自分には適しているのか判断できる!
目次
「1泊1980円ホテル」はこんな人におすすめ!
「1泊1980円ホテル」は
- 東京都内でとにかく安く泊まりたい人
この1点に当てはまる人に強くおすすめできるホテルです。
ライブの遠征で東京に行きたいけど宿泊費を抑えたい。
セミナーや出張で東京に泊まることになったが、できれば安く泊まりたい。
と思っている方の強い味方になってくれます。
私もこれまで、ロッキン(夏フェス)やライブの遠征でお世話になっています。
この時もお世話になってました。
コスパ最強!素泊まり料金で利用できる設備・サービス
この安さだし、シャワーとか浴びれずに
基本は寝るだけなんじゃない?
いえいえ、そんなことはありません。
「1泊1980円ホテル」は素泊まり料金でここまでの設備やサービスを利用できます。
- シャワールーム(24時間利用可)
- フェイスタオルと歯ブラシが無料提供(女性はシャンプー・コンディショナー・ボディソープも無料提供)
- スーツケース3個は入る鍵付きの広いロッカー
- Wi-Fi(館内無料で利用可)
- 食事や作業ができる談話室(24時間利用可)
これら全て追加料金なしで利用できます!
それぞれ詳しく解説します!(上のリンクから好きな項目へジャンプして読むこともできます。)
シャワールーム
シャワールームは24時間いつでも利用できます。
男性シャワールームは8階・女性シャワールームは6階
と階ごとに分かれている為、安全面にも優れています。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープですが、
男性は、別途購入が必要。(80円)
女性は、チェックイン時に無料で提供されます。
とはいえ、100円出せばお釣りが出るくらいの安さで購入できます。
ちなみに追加料金を払うと、浴槽付きのバスルームも利用可能です。
アメニティの無料提供
アメニティは、フェイスタオルと歯ブラシは男女共通で提供。
女性はさらに豊富で、シャンプー・コンディショナー・ボディソープも付いてきます。(女性の口コミを見ると他にもありそう)
鍵付きの個人ロッカー
個人的に一番嬉しいポイント。
各客室に鍵付きの個人ロッカーが併設されています。
このロッカーがかなり広く、60㎝×60㎝×200㎝のサイズで、スーツケース3個は余裕で置ける広さです。
ロッカー内は突っ張り棒も備わっているので洋服やタオルも掛けられます。
また、ロッカーはカプセルのすぐ隣に併設されているので、
一般的なカプセルホテルとは違ってロッカールームとの動線が短いのもポイントです。
無料Wi-Fi
館内ではWi-Fiも利用可。
ID・パスワードはチェックイン時に渡される1枚の利用規約(館内の説明書)に記載されています。
スマホでの動画視聴やネット利用はもちろん。
パソコンでの作業にも大活躍です。
談話室
ホテル内3階には、談話室があります。
椅子・テーブルはもちろんのこと、電子レンジ・電気ポット・自販機も備わっています。
食事や作業をしたい方におすすめの場所です。
他にもある魅力
他にも魅力はありますよ!
男女フロアを分けた防犯面での配慮
客室フロア自体が男性・女性フロアに分かれています。
特に女性フロアはオートロックが搭載されているので防犯面でも安心です。
一般的なカプセルホテルと比べて、客室の距離が取れている
一般的なカプセルホテルって、蜂の巣のように上下左右にカプセルが入っているイメージですが「1泊1980円ホテル」では、
ロッカーが併設されている為、各客室との距離感が取れているんです。
その為、寝返りですぐ隣の客室にぶつけてしまった...ってこともないのは安心できます。
枕が低反発で寝心地が良い
カプセル内の枕が低反発枕で寝心地良いです。
スッ...と寝れます。
個人的には家で使ってる枕より好き
チェックアウトが12:00と長め
チェックアウト時間が正午12:00と、一般的なホテルと比べて長いのが特徴です。
朝弱い方にとっては長めに寝れて嬉しいですし、逆に健康的な時間に起きて談話室で作業する...といった使い方もできます。
もしくは夜中まで談話室で作業して、朝遅めに起きる(自分はこのパターン)
各階空気清浄機・加湿器あり
コロナ対策の一環として客室フロアの各所に、空気清浄機・加湿器が運転しています。
スタッフの方が親切
安いからこそフロントやスタッフの接客に不安を持たれる方もいると思います。
私個人の感想になりますが「1泊1980円ホテル」のスタッフさんは、親切な対応をいただけておりストレスを感じたことはありません。
(でなければ3回もリピートしません。笑)
ただ、一般的なホテルの接客とは少し違っており、ゲストハウスのようなどこか温かみのある接客です。(東京では珍しいかも?)
とはいえ不用意に声を掛けるという訳では無く、宿泊者のプライベートに干渉しない距離感なのでご安心を。
困ったことやわからないことがあっても聞きやすい感じですよ!
なぜここまで安いのか?
「1泊1980円ホテル」さんはなぜここまで安いのでしょうか?
個人的な見解になりますが、3回リピートして見えてきたことがあるのでご紹介します。
一般的なカプセルホテルにもある共用部などは省きます。
ベッドメイクは宿泊者が行う
「1泊1980円ホテル」さんでは、チェックインしたらベッドの上にシーツ一式が畳まれて置いてあり、ベッドメイクを宿泊者自身で行います。
このあたりを宿泊者が行うことで人件費削減の狙いがあるのかもしれません。
スタッフさんが1人〜2人でホテル業務全般を対応
ホテル館内のスタッフさんは24時間常駐していますが、恐らく館内には1人〜2人でフロント業務・清掃などをおこなっています。
このあたりも人件費の削減で宿泊料金が安い秘訣になっていると思われます。
ビル1棟の管理を少数で担当されるのは大変だと思います。
スタッフさんの能力のおかげで安く泊まれているのは感謝です。
立地が東京の下町
「1泊1980円ホテル」さんは東京メトロの「入谷駅」という駅から徒歩5分の場所にあります。
このエリアは都心のど真ん中ではなく、下町のエリアになります。
また、ホテルの入り口も表通りに面してはおらず、1つ路地に入ったところにあり初めての方はちょっと迷うかもしれません。
このあたりも安さの秘訣になっていると思います。
周辺環境は、コンビニやスーパーが数カ所で飲食店は少なめです。(逆を言えば都会の喧騒から離れて落ち着いた環境です。)
都心部へ出るには、最寄り駅が「上野」になります。
上野は1駅分の距離で、電車を使えばホテルから7分・徒歩20分のところにあります。
ちなみに入谷駅からホテルまでのルートは、当記事にて写真付きで紹介するのでぜひご活用ください!
泊まっていてここは気になった点
泊まっていてちょっと気になった点も紹介します。
客室は9階でもエレベーターが8階まで
男性限定のお話ですが、男性フロアは8階の他に9階もあります。
ですが館内エレベーターが8階までしか上がれず、9階へ上がるには8階で一度降りて、階段で昇る必要があります。
空調の音が気になる
2022年の4月に泊まった頃なのですが、カプセルの割り当てが上でかつ、カプセルのパーテーションを挟んだすぐ隣に空調設備があり、寝てる間も気になりました。
これに関しては運の要素が強く、カプセルが下の割り当てだったり、上だったとしても空調が遠くにあれば気になりません。
ちなみに館内では耳栓のサービスを行なっているので、それを利用するのも手だったのかもしれません。
とはいえ、圧倒的に安い分多少の不便は許容できているのが私個人の主観です。
ちなみに館内の清掃は行き届いていると思います。
寝具等の使用感は感じますが、衛生面に関して特に気になる点はありませんでした。
「1泊1980円ホテル」の行き方
「1泊1980円ホテル」さんの行き方を画像付きで紹介します!
1.入谷駅の4番出口から外へ出る
2.表通りに出て真っ直ぐ歩く
画像の方角「北」に向かって真っ直ぐ歩きます。
3.中華料理店さんの手前の角を左へ曲がる
4.薬局屋さんの角を右へ曲がる
5.「1泊1980円ホテル」到着!
チェックインまでの流れ
チェックインまでの流れをご紹介します。
チェックインの流れ
- 玄関でスリッパに履き替える
- フロントにて宿泊料金の支払い
- ホテル内の説明
- ロッカキーを受け取って客室へ!
・チェックイン:15:00〜
・チェックアウト:〜12:00
1.玄関でスリッパに履き替える
ホテル内は土足厳禁の為、入ってすぐの玄関で備え付けの使い捨てスリッパに履き替えます。
履いてきた靴は、スリッパ置き場のすぐ近くに置いてあるビニール袋に入れて持ち運びます。
2.フロントにて宿泊料金の支払い
館内に入るとすぐ目の前にフロントがあり、チェックインの手続きを行います。
Webで予約していた場合は、名前を告げて予約している旨をお伝え。
予約していない場合は、空室確認をしてもらった上で、空きの確認が取れたらすぐ横の券売機で宿泊券を購入します。
ちなみにWeb予約 の方が安く泊まれます。
Web予約で宿泊料金を現地支払いにしていた方は、ここで支払いを行います。
支払いは現金・カード決済から選べます。
カード決済で領収書が必要な場合は、こちらで指定したメールアドレス宛に送ってもらえます。
3.ホテル内の説明
支払いが完了すると、ホテル内の設備やルール等の説明を受けることができます。
同時に宿泊者の現住所や連絡先の記入もおこないます。
4.ロッカーキーを受け取って客室へ!
説明が終わると、説明内容とWi-FiのID・パスワードが記載されたA4用紙1枚の利用規約書と一緒にロッカーキーを受け取り、客室へ入室しチェックイン完了です。
アメニティもこのタイミングで受け取ります。
シャンプー等の有料アメニティはチェックイン後も好きなタイミングでフロント横券売機で購入できます。
快適に宿泊する為のポイント
3回リピートしたからこそ気づいた「快適に宿泊する為のポイント」をご紹介します。
部屋着は持参必須
基本的に荷物は少なくても困りませんが、館内着は別途有料の為、寝る時用の部屋着だけは持参した方がいいです。
館内を歩くことも多いのでジャージやスウェットとかがおすすめです。
チェックイン前にコンビニで軽食と飲み物は買った方がいい。
チェックインして荷物を置くとほぼ確実に寝っ転がります。(そのまま寝落ちできる)
そこからお腹が空いて外に出るのがまあまあ面倒くさくなるので、チェックイン前に軽食と飲み物は買っておくことをおすすめします。
朝食用で枕元の棚にパンとか置いておくと結構楽ですよ。
お試し感覚で1泊してみるのがおすすめ
いかがでしたでしょうか?
「1泊1980円ホテル」は、ネットカフェとほぼ同額の料金で、ベッドで足を伸ばして身体を休めることができます。
とにかく宿泊代を安くしたい方におすすめのホテルです。
ビジネスホテルよりも安く抑えたいという方にとってピッタリなホテルなので、ぜひ一度泊まってみてください!