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全盛期は週8でホットケーキを食べていた男、雨宮です。
さて、いきなりですがホットケーキにまつわるこんなテクニックを知っていますか?
「ホットケーキに炭酸水を使うと分厚いホットケーキが作れる」
やったことない人はぜひ試してみて欲しいんですが、マジでふかふかになります。
無味無臭の炭酸水だからこそホットケーキの味を損なわずに成し得る技なのですが、
これを「コーラ」で作ったらどんな味になるのか?
今回はこちらを検証してみました。
コーラでホットケーキを作ろうと思った経緯
お前調理師のくせに食べ物で遊ぶなよ。
って言われそうなのですが、
まず前提として本人は至って真面目です。
企画に至った経緯を解説しておきます。
経緯は単純で、
冷蔵庫を開けたら牛乳の分量が足りず、残りの分量を補えそうなものがコーラしかなかったところから始まりました。
ホットケーキミックスも残り1袋でわざわざ牛乳を新しく買うのも勿体ないし、
冷蔵庫整理で一気に片付けられた方がスマートだなぁと思ったので。
そこで、コーラは炭酸水の代用となり得るのか検証してみようとなりました。
ちなみにコーラはDODのコラボジョッキでコークハイを飲んだ時の残りです。
調理開始
焼くまでの下準備
それでは早速作っていきます。
材料はコチラ
コーラ以外は至って普通です。
調理工程も特に変わりなく、
全卵を溶いたところに牛乳→ホットケーキミックスの順に合わせていきます。
とはいえ、牛乳の分量が86mLとかなり少ない。
今回使っているホットケーキミックスの必要水分量は140mLなので、
残り54mLをコーラで補います。
ちなみに本来炭酸水を使って焼く場合
「牛乳:110mL・炭酸水:30mL」
の割合で焼いています。
割合の比率が既に破綻していますが、果たしてどうなるのか...
ちなみにコーラを加えた直後はちょっとヤバい感じになっています。
炭酸が抜けないよう優しく混ぜ合わせてみると...
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何と綺麗にまとまりました。
これは期待できるか...!
いざ焼いてみる
いよいよ仕上げます。
ちなみに今回焼く時に使うのは、
調理師学生時代から6年愛用している相棒
オムレツ用としてくっつかないよう鍛え上げてきた鉄のフライパン
通称:アイアン○ンを使用します。
それでは緊張の第一投目
全体がフツフツしたのでひっくり返します。
さあどうなる...
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美味そう...
コーラのカラメルが影響して黒っぽくなるかな...と心配でしたが、良い感じの色合いで焼けました。
こんな感じで計3枚焼きました。
完成。そして実食
個人的には上手く焼けた方だと思います。(一番上のやつちょい焦げたけど)
ちなみに厚みなんですが
炭酸のおかげで分厚くふかふかに仕上がりました。
見た目は悪くないと思うんですが、
肝心なのは味です。
いざ実食。
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口に入れた瞬間、ある駄菓子が頭をよぎり懐かしい雰囲気に包まれた。
昔懐かしい10円ガムのコーラ味
食べてる間ずっと頭の中でフィリックスの顔が湧いてくる...
まあ要するに何が言いたいのかと言うと、
思いの外コーラの風味が残っていたということです。
で、正直な話普通に食えなくはないけど
人によっては雑味に感じるかもしれない。
コーラなだけに甘さはあります。
というかこれにシロップ掛けたら糖分過多で危ないと思う。
そんな味でした。
検証結果:幼少期にタイムスリップできそうな味
検証結果をまとめます。
炭酸水の代用にはなりますか?
代用にはなるけど、味の好みは分かれると思う。
という感じで、
めちゃくちゃホットケーキが食べたいけど牛乳が足りない。
だがしかし買いに行くのが面倒。
あっ!冷蔵庫に残ってるコーラで間に合いそう!
ていう超限定的な条件が揃った時に代用するのがおすすめです。
(エクゾディア揃えるくらい難しそうな条件ですが)
ただ、今回分量の比率が破綻していたので、本来の分量である
「牛乳:110mL・炭酸水:30mL」
に合わせて作れば特に気にならないかもしれません。
今回作った分量は幼少期にタイムスリップしてみたい時などにぜひお試しください。
ちなみにこの検証をした後にこの記事を書く為に「ホットケーキ コーラ」で検索してみたら、
何と作家の村上春樹さんの小説『風の歌を聴け』の作中で
ホットケーキにコーラをかけて食べる描写があるらしいです。
しかも割と好評みたいです。
ということで次回は
『〜村上春樹氏プレゼンツ〜「ホットケーキのコカコーラがけ」を食してみた』
でお会いしましょう。