<景品表示法に基づく表記>
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家計の中で最もウェイトを占める「家賃」
月々の家賃を抑えることで大きな節約効果が期待されますが、
かといって、極端に安い家賃の家に引っ越すのは生活面や住民の民度などの心配がありちょっと不安ですよね。
「できれば実際に住んでみて感じた住み心地とかを知りたい。」
そんな方に向けて今回お届けするのがこちらの記事です!
およそ2年前、節約と好奇心を目的に家賃3万円の部屋に引っ越したのですが、意外と適応できて現在も住み続けています。
そこで今回は「家賃3万円の部屋の住み心地や、引っ越す際に役立つお部屋探しのポイント」についてご紹介します!
この記事を読んでほしい人
- 家賃の安い部屋に引っ越したいたいけど不安な人
- 家賃3万円の住み心地が知りたい人
- ヤバい物件に当たらないポイントが知りたい人
この記事を読むと...
- 家賃3万円の住み心地が分かり「引っ越しすべきか」の判断材料になる!
- 安い家賃に引っ越す際に大切な物件探しのポイントが分かる!
ちなみに実際に引っ越したお部屋はこんな感じです。
家賃3万円部屋の情報
- 間取り:1K
- ユニットバス
- 室内洗濯機置き場なし(ベランダに置く)
住む前に感じていた不安点
家賃3万円のアパートへの引っ越しを決めた時、やはり不安はありました。
生活レベルに適応できるか不安
「バス・トイレ別→ユニットバス」「室内洗濯機置き場→ベランダへ」
と生活レベルが格段に落ちた環境で適応できるか不安でした。
特にユニットバスの生活に慣れるかが不安で、
シャワーメインの生活・お湯を溜めても足を伸ばせない窮屈な状態に適応できるかは、
今回の引っ越しで一番の懸念点でした。
入居者の質が不安
安い家賃だとその分、入居者の質も落ちるとネットでいわれておりこちらも不安でした。
まあ、私もその家賃に住もうとしている人間なので似たり寄ったりな感じだと思いますが...
これに関しては、どんな家賃の家に引っ越しても隣人トラブルが起こらないか気にしています。
家賃3万円の住み心地
住む前に感じていた不安点について
生活レベルに適応できた?
なんと適応できています。
「住めば都」ってやつでしょうか。
最初は「ユニットバスまじか〜」とか思ってたんですが、
今じゃ「温泉に置いてある壺湯じゃね?」ってポジティブになっています。
また、温泉や銭湯へ行くのが今まで以上に楽しくなりました。
ゆったり足を伸ばせるっていうだけで格別で、人生の幸福度が上がります。
この生活環境じゃないと味わえない感覚です。
入居者の質は?
こちらも特に大きな問題はなく、普通の物件と同じ感じです。
部屋が狭い分多少の音漏れはありますが、一般的な生活音なので許容範囲です。
寧ろ自分が何か粗相をしてないか不安になるくらいです。(独り言・ドライヤーの音とか)
一時期新しく入った入居者の方が、バカでかい音量で音楽掛けてたっていうトラブルはあったんですが、
複数の入居者が苦情を入れたらしく、それに対して大家さんと管理会社が適切に対応してくださり現在は解決しています。
私も苦情入れようか悩んだんですが、常識外すぎて信じきれず「自分の幻聴なんじゃないか」って思ってたら解決してました。
住んでみて良かった点
家賃の支払いにストレスを感じなくなった
ここに住む前まで5万以上の家賃を支払っており、毎月ストレスだったんですが、今じゃ全くストレスを感じなくなりました。
掃除が楽
部屋が狭いかつ、ユニットバスという点で掃除がとても楽になりました。
というか床掃除に関しては「ルンバ」が掃除してくれているので、私はほとんど掃除していません。
また、ユニットバスなのでトイレもシャワーで丸洗いできて非常に楽です。
雑菌とか汚れも水で洗い流せるので「清潔感はユニットバスの方が上なんじゃないか?」とさえ思います。
ちなみにルンバは、引っ越しの時に浮いた初期費用分の貯金で購入しました。
「狭い部屋だからいらなくない?」と思うかもしれませんが実はそうでもなく、
寧ろルンバの動線を確保しやすいので適しています。
安い家賃で浮いたお金を
「自分のやりたいことや欲しいアイテムに投資して生活の質を高める」
のはおすすめですよ!
洗濯物を干すのが楽
ベランダに洗濯機を置いているので、洗濯物をカゴに移して運ぶ必要がなくその場で干せるようになりとても楽になりました。
室内に洗濯機を置いていた頃は、干すまでの動線が長く地味に面倒だったんですが、そのストレスとおさらばできたのは良かったです。
住んでみて気になる点
やはり狭い
今でも窮屈感は感じてしまいます。
ベランダに出ても目の前がアパートだったりするので「あまり開放感が無い」っていうのもあります。
家賃の安さや周辺環境の良さ・掃除が格段に楽になったという点で現在は乗り切れています。
網戸の立て付けが悪い
入居時から網戸の建て付けが悪く、隙間が空いています。
まあ、このくらいは覚悟していたので大丈夫です。
夏場はどこからかハエが湧く
ゴ○ブリは、全然出ないのですがハエは湧きます。
恐らく網戸やドアの隙間から侵入して、ユニットバスの浴槽の隙間とかで繁殖して増えています。
これは結構嫌で、夏場はあの手この手で防虫対策をおこなっています。
冬は隙間風が寒い
玄関からの隙間風が地味に寒いです。
寝床は床に布団を敷くタイプなのですが、寒すぎてベッドに変えようか悩んでいます。
入居前のハウスクリーニングが甘い
ハウスクリーニングは、ほぼされていないに等しい感じで入居後にできる限り掃除しました。
汚かった箇所をご紹介します。
キッチンの換気扇
黒い油がポタポタ落ちてくるレベルでした...
結構しっかりした作りの換気扇で分解するのが怖かったですが、ドライバーで分解して洗浄しました。
今は油が全く落ちず綺麗になっています。
地味に難しかったので、また掃除する機会があれば分解や洗浄方法を記事にしようと思います。
浴室
浴室は2ヶ所あり、1つはゴムパッキンについたカビです。
これは根が奥深くまでこびり付いており、頑張っても取れなかったので諦めました。
もう1つは鏡です。
これは衝撃的だったんですが、鏡の中に黒いカビみたいなものがあり、身だしなみチェックに使うにはちょっと厳しいレベルの汚さでした。
(調べたところ「シケ」と呼ばれるサビらしいです。)
流石に交換をお願いしようと悩んだのですが、入居早々揉めたくなかったのと、500円くらいで鏡を買えたので自費で交換しました。
一応置いてあった鏡は物件の所有物ということもあって、勝手に捨てて問題にしたくなかったので保管しています。(多分ないと思うけど)
処分については退去時に相談しようと思っています。
引っ越し成功の要因
気になる点もありますが、私としては引っ越しは成功したと思っています。
ここで家賃3万の部屋への引っ越しに成功した要因についてご紹介します。
絶対に外せないポイントは妥協しなかった
節約の為に生活レベルを限界まで下げるとはいえ、ここだけは絶対に外せないポイントは妥協しませんでした。
私の場合はキッチンと日当たりです。
キッチン
私にとって料理は人生においてのライフワークなのでキッチンは自分の求めるレベルに合わせました。
求めたレベルは以下の2点です。
- 2口以上のガスコンロが置けること(IHは不可)
- まな板を置くスペースがあること(シンクに置くのは不可)
この2点を抑えていれば毎日ストレスを感じずに料理できます。
せっかく自炊できるのに、料理しづらくてコンビニやスーパーの惣菜ばかりの生活になったら節約にならないので、ここは重要なポイントでした。
昼間は日光が入る部屋
昔、下見せずに入居した学生寮が1日中日光の入らない部屋で、体調崩して引っ越したという苦い思い出があったので日当たりも気にしました。
安い家賃だと「ベランダに出たら目の前がアパート」っていうケースは良くあり、陰に隠れて日の光が入らないことがあります。
その為、下見は昼間に行きました。
このように自分が生活する上で「ここを妥協したら間違いなく生活に支障が出る。」
といった点は死守した方がいいです。
周辺環境が良かった
住んでから気づいたのですが、徒歩圏内で衣食住にまつわる全ての買い物が完結する立地でした。
正直このお陰で
家賃上げて良い間取りに引っ越すくらいなら
ここに住み続けた方がいいんじゃないか?
って思っています。
インターネットが速かった
物件探しの時完全に見落としていたのですが、運良くインターネットが速い物件でした。
「auひかりタイプG」という回線で、従来の遅いVDSL回線をKDDIの独自技術を用いて高速通信を実現させた回線です。
もし、家賃を抑えてもインターネットは速い方が良いという方は「auひかりタイプG」の対応物件か調べてみるのも良いと思います。
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お部屋探しのポイント
安い家賃のお部屋を探す際のポイントをまとめました。
なぜそこまで家賃を抑えたいのか?理由を明確にする
今よりも生活レベルを落とした物件に住もうと思った理由を明確にしておきましょう。
万が一生活に息苦しさを感じた時、心の支えになります。
1階もしくは隣に飲食店がないか確認する
飲食店が入っている物件。もしくは隣接している場合、ゴキブリの発生を覚悟しておいた方がいいでしょう。
まず巣窟になっていると思います。
もし、耐えられる自信がない場合は初めから避けておいた方が無難です。
共有スペース内は清潔か
- ロビーや廊下は掃除されているか?
- ゴミ置き場は清潔か?
- 駐輪場は整理整頓されているか?
この3点を確認することで、管理会社や入居者の質が測れます。
もし、部屋に入るまでに引っかかる点や嫌な感覚を感じたらその直感は当たっていると考えた方がいいです。
ベランダに出て目の前に建物が無いか確認する
安い家賃の場合は隣接する建物との距離が近いことが多いです。
下見の際は必ずベランダに出て、建物の有無・許容できるか確認しましょう。
ちなみに部屋の窓が「すりガラス」の場合は、目隠しの為に施しており目の前に建物がある可能性は高いです。
すりガラスの場合、外の景色が見れないので必ず窓を開けて確認することを忘れずにおこないましょう。
ベランダに洗濯機を置く場合は寸法を測っておく
ベランダに洗濯機を置く場合は、内見時に必ず寸法を測っておきましょう。
基本的にベランダに洗濯機を置くのはメーカー非推奨の置き方で、物件によっては洗濯機が収まらなかったり、
ベランダの傾き具合によっては洗濯機が上手く機能せず、そもそも置けない場合もあります。
新しく洗濯機を買う場合は、家電量販店の方に寸法を伝えて相談してみましょう。
洗濯機を置かない方は、周辺にコインランドリーが無いか確認しましょう。
内見はできるだけ多く
家賃が安い分、ハズレ物件に当たる可能性も高まります。
内見はできるだけ多くの物件を確認しましょう。
ちなみに私は3件でした。(その中の1件がヤバい物件だった詳しくはコチラ)
前の入居者の退去理由を確認する
不動産側の説明義務では無い為、自分から聞いてみましょう。
入居後、トラブルに遭遇してしまう可能性を下げることができます。
事故物件ではないか確認する
家賃が極端に安い場合、事故物件の可能性もあります。
もし、事故物件の場合は契約前に不動産業者から告知されますが念の為、
自分から聞いてみるのも大切です。
内見時に遭遇したヤバい部屋
私は今の部屋に落ち着くまでに3件ほど内見したのですが、そのうち1件がヤバい部屋だったのでご紹介します。
ヤバかったところ
- 全体的に薄暗い
- 廊下(共有部分)にゴキブリが何匹もいる
- 廊下にビールの空き缶が平然と捨てられている(多分ゴキブリが湧いてる元凶)
明らかに雰囲気もヤバいオーラを醸し出していて、実際の部屋に入る前に帰りたくなったのを覚えています。
ちなみに家賃は今住んでいるところよりちょっと高かった気がします。
こんな感じで安い家賃は当たり外れが激しいです。(その分掘り出し物もあると思う)
内見時は必ず複数の物件を見て精査しましょう。
家賃は安全を買うものである
私は結果的に、安い家賃への引っ越しに成功したのですが、正直運が良かったと思っています。
家賃3万円も極端な例なので「絶対ギリギリまで切り詰めたい」という方以外は、ここまで安くしなくても良いと思います。(一種の賭け)
少なくとも女性の初めての一人暮らしにはおすすめできないです。
逆に夢を追いかけるチャレンジャーや家にこだわりのない人・究極の節約志向な方にはおすすめです。
もし、家賃3万円代でお部屋を探す場合は、今回ご紹介したポイントを参考に徹底的にリサーチすることをおすすめします。
ちなみに、賃貸物件の検索は大手サイト掲載の物件をまとめて検索できるdoor賃貸がおすすめです。
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初期費用をカバーできるチャンスなのでぜひこの機会に使ってみてください!