この記事は2022年11月14日時点。エアアジアX[マレーシア発→日本行き]での状況・体験談を記事にしたものです。
空港・航空会社によって対応や必須事項等については違っていたり、日々変化していくものと思いますので、海外旅行準備においては当記事の情報以外に日本政府や利用する航空会社・渡航先の公的な最新情報等を確認して準備を進めてください。
こんにちは、雨宮です。
マレーシアから日本へ帰国する際に「Visit Japan Web」のQRコードを提示しなければ飛行機に搭乗できませんでした。
搭乗前にかなり焦り、近くのベンチで急いで登録して何とか間に合いましたが、搭乗時刻ギリギリに来てたら多分乗れませんでした。
ということで今回は、その時の状況やVisit Japan Webの登録の必要性についてご紹介します。
この記事を読んでほしい人
- これから海外旅行へ行く人
- これから帰国する人
- 「Visit Japan Web」って何?「My SOS」じゃダメなの?って人
- そもそも「Visit Japan Web」「My SOS」についてよくわからない人
ザックリ言うと...
- 日本は「Visit Japan Web」の登録は必須では無いと回答しているけど、
航空会社によっては滞在国から出国する際の搭乗時に提示を求められるケースがある。 - 「MySOS」は11月14日以降は利用不可。現在は「Visit Japan Web」へ移行。
- 海外旅行では任意のものは実質必須っていう心構えでいた方がいいと思う。

ちなみに私は「Visit Japan Web」と「MySOS」の存在を、
搭乗前に初めて知りました。←
どちらかというと私自身に猛省すべき点があり最後の項目で触れています。
海外一人旅の失敗談として読んでみてください。
目次
「Visit Japan Web」とは?
「Visit Japan Web」とは、日本へ入国(帰国)する際に必要な3つの手続き、検疫(ファストトラック)・入国審査・税関申告を事前に申請できるWeb上のサービスです。
これにより、入国時の手続きがスムーズになります。
従来は検疫のみ「MySOS」を使わなければならなかったのですが、2022年11月1日より「Visit Japan Web」がリニューアルされて検疫の項目が追加。
「Visit Japan Web」に統一されました。
これにより「MySOS」のサービスが終了し、2022年11月14日以降から利用不可となりました。
「Visit Japan Web」の登録や利用について
「Visit Japan Web」の登録や利用は、Web上でおこないます。
専用のアプリは2022年11月28日時点ではありません。
つまり、提出時に呼び出すのが不便なので登録したらホーム画面とかにブックマークしておくことをおすすめします。
登録はこちらからおこなえます。(https://www.vjw.digital.go.jp/main/#/vjwplo001)
「Visit Japan Web」の公式トップページや詳細についてはこちら(https://vjw-lp.digital.go.jp)
「Visit Japan Web」の提示を求められて危うく搭乗できなかった話
っていう立ち位置のサービスだと認識しています。
現に登録も必須では無いとのこと↓

ただ、外国の航空会社によっては、登録が必須と思われているのか詳細はわかりませんが、Visit Japan WebのQRコードを提示しなければ飛行機に搭乗できないみたいです。
当時の状況についてご紹介します。
アクシデントの事例
私が帰国時に利用した航空会社は、マレーシアのLCC「エアアジアX」です。
保安検査等は特に問題なく突破でき、搭乗ゲートの待合までわりと余裕を持って来れたんですが、搭乗開始が始まって航空券などの提示を行う際に起こったのが今回の事例です。
結果的に提示を求められたのは、以下の4つ。
提示を求められた書類
- 航空券
- パスポート
- 3回目までのワクチン接種証明書
- 「Visit Japan Web」の「検疫手続事前登録」にあるQRコード
ワクチン未接種の方は恐らく「72時間以内の陰性証明書」が必要と考えられますが、私自身が未経験の為、未接種の場合の搭乗手続きの状況はわかりかねます。
ご了承ください。
日本からマレーシアへ行く際の搭乗時は、航空券とパスポートのみでマレーシアの検疫アプリ「MySejahtera」の提示とかもなく、簡単に搭乗できたので完全に油断してました。
航空券・パスポート・ワクチン接種証明書まではスムーズに提示できたんですがエアアジアの係員さんから「MySOS QRコード」(この2語のみ聞き取れた)と言われて頭が真っ白になります。
「ワクチン接種証明書にあるQRコードかなっ?」って思って見せたんですが、反応がよろしくない。
翻訳アプリを駆使しながら「MySOS」を知らない旨を伝えるとスマホの画面を見せてくれて、ここで初めて自分が登録してない何かしらのサービスであることに気づきました。
ただ、他の人が見せている画面は青と白の「Visit Japan Web」と表示されており混乱。
やり取りも膠着してしまい、とりあえず翻訳アプリで「MySOSの登録は必須ですか?」と聞いたら「Yes.」と返答されたので登録する旨を伝えて一旦引き返し、スマホで急いで調べまくり先ほど解説した内容を知り、
『とりあえず「Visit Japan Web」に登録してQRコードを見せれば搭乗できる』と解釈し、速攻で登録し何とか無事搭乗できました。
結果的にはフライトの20分前に乗り込めたんでギリギリの搭乗は免れましたが、かなり焦りました。
体感で1時間弱は苦戦したと思う。
エアアジアの方も多分困惑していたと思う
アクシデントについてザッと解説しました。
現地では、私と同じように登録する方もおられたり、そもそも提示書類が多い為1人当たりの手続きに時間がかかり結構混雑していました。
というのも、このアクシデントが起こったのは「2022年11月14日」
そう、MySOSが利用不可になり「Visit Japan Web」に切り替わった初日なんです。
その為、多分現地のエアアジアの方や警察官・警備員さんらしき方も困惑してたんじゃないかな...と思います。
現に「MySOS」と聞かれたので錯綜していたのではないかと。
海外旅行では任意のものは実質必須っていう心構えでいた方がいいと思う。
いかがでしたでしょうか。
私に関してはそもそも「MySOS」の存在を知らなかったり、執筆しながら気づいたのですが検疫時にファストトラックを利用しない場合は別途質問票への回答が必要である点を失念していたことに気づき猛省しています。(ファストトラックを使う場合は質問票も組み込まれている)
結果的には、日本到着時刻の6時間前までに「Visit Japan Web」で検疫にまつわる全ての登録を済ませていたことで丸く収まり帰国できましたが、振り返ってみるとこのギリギリさは褒められるものではないです。
寧ろ、帰国時に必要な提出書類や処理事項を漏れなく行えるファストトラックのシステムに救われたといっても過言では無いでしょう。(検疫の審査完了も早かったので日本で審査してくださった方にも救われている)
必須ではないといわれている「Visit Japan Web」ですが、登録しておけば日本の空港での入国手続きだけではなく、慣れない滞在国での搭乗手続きもスムーズにおこなえます。
その為、もし「Visit Japan Web」を使える環境でしたら、登録しておくことを強くおすすめします。
以上、雨宮でした。